毒を食らう

バランスを重視する僕にときたま必要なもの、それは毒だ。

前を向いて、堂々と胸を張って生きるには、ネガティブな要素も内包していなくてはならない。日が射すところには必ず影があるのだ!


というわけで、今回は少女漫画にチャレンジすることにした。

テキストは、

「パパとわたしと隕石と」おおうちえいこ

相手にとって不足なし(`・ω・´)


主人公は中学生のかわいい女の子未来(みく)。彼氏(温田くん)もいる。
しかし、未来には彼氏と一緒に帰ることのできないある理由があった・・・

それは・・・


オヤジが飲んだくれw


なんでも、優しかったパパがリストラを機に酒に走ってしまったのだそうな。
夜な夜な暴れるパパに未来は、


「もう こんな家いらないっ
 神さま いっそのこと地球に隕石落として!
 こんな家ぶっこわしちゃってください!!」

お前も死ぬぞwwm9(^Д^)プギャー



次の日。

「隕石落ちなかったか・・・チッ」
落ちるか!


学校では、パパさんに悩まされることなく、彼氏と楽しい時間を過ごせる未来。

「神様 いまだけは隕石落とさないで」

ちょwwおまw
だから隕石は落ちねーってw


そこに、酔ったオヤジがチャリンコに乗って登場〜!!
キタ━(゚∀゚)━!!学校乱入〜!
一升瓶担いでやがるw


そんなオヤジに温田くんは
「大丈夫。オレがつれて帰るから」


先日、未来と一緒にいるところを酔ったパパさんに見つかって殴られていた温田くん。


「どうして・・・あんなひどいめにあったのに・・・
 なんで助けてくれるの・・・」


「未来が・・未来が泣いてるから」

カコイイよ、温田!!!(;´Д`)ハァハァ


そんな温田くんに勇気をもらった未来は、

「(今なら言える)パパ、お酒・・もう飲まないでっ!!
 わたし、パパがお酒飲むと怖くて・・
 いつも空ばかり見て、隕石が落ちてきて、
 こんな世界粉々になっちゃえばいいって・・」


パパ「なんだぁ〜、オレに消えろってのか?」


未来「そうだよ。パパなんか消えちゃえばいいんだよ!!!」

って言った瞬間、隕石ドーン!!

パパの20cm横墜落。半径5mくらいのクレーターが。
パパ失神。
( ゚д゚)ポカーン


パパさんは生きていた(ナゼだ?。)

「パパ・・死ななくてよかっ・・(泣)
 ほんとうは・・パパ・・大好きなんだよ」」

パパ「・・・(泣)」


これを機にパパはカウンセリングに通うことにした。


未来は思う
「もう 隕石は落ちてこないでほしい。
 だって 歩き出せることを
 今は信じられるから」

〜Fin〜
(↑どっちかつーとFunて感じww)


いやー、久しぶりに強烈だったぜ。
隕石が落ちてきたときは、
「そんなアホな!」って叫んじゃったぜ!


この原稿は「なかよし」に掲載されたものらしい。

ウーン、なかよしかぁ〜。意味が深いなぁ。